【史上最強】VARRELが念願の世界大会出場へ!APEX世界大会3年連続日本開催決定!など【eスポーツニュース6月第4週】
eスポーツニュースジャパンでは、一週間の内にeスポーツ界で起きた気になる出来事をピックアップしてお伝えしています。
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Contents
VARREL OWCS JAPAN 優勝
まずは、VARRELのOverwatch部門が「OWCS JAPAN 2025 Stage 2」で見事優勝に輝き、世界大会「OWCS 2025 Midseason Championship」への出場が決定しました!
以前VARRELはOWCS JAPANの強豪として、2024 Stage 1・2025 Stage 1で日本王者に輝きましたが、これらはAsia Stage進出を決めるもので世界大会への出場を確定させるものではありませんでした。
そしてそのAsia Stageには世界最強である韓国チームが出場しており、他のPacific地域のチームも含めて悉く世界大会への道を阻まれていたため、今回が初の世界大会出場となります。
今まで日本人選手のみのロスターを貫いてきたVARRELは、世界大会が懸かった本大会から新たに韓国人選手を迎え入れました。
大きな補強を経て進化したVARRELは無敗優勝を成し遂げたうえで、落としたマップ数はわずか2つと異次元なまでの強さを見せつけています。
時を重ねるごとにレベルが上がっている中で、他を寄せ付けないパフォーマンスを発揮し、日本最強格として挙げられていたREJECTにもストレート勝利を収めているVARRELは「史上最強」といっても過言ではありません。
チーム全員が最高のパフォーマンスを発揮しているVARRELが世界大会「OWCS 2025 Midseason Championship」でどのような爪痕を残すのか、期待が高まります!
Crazy Raccoon OWCS KOREA 優勝
続いて、Crazy RaccoonのOverwatch部門が「OWCS KOREA Stage 2」で王者に輝き、世界大会「OWCS 2025 Midseason Championship」への出場が決定しました!
Crazy Raccoonは前回の世界大会「OWCS 2025 Champions Clash」で優勝を果たした現世界王者です。
ただ今大会では決して順風満帆の展開ではなく、レギュラーシーズンこそ7勝1敗で1位通過したものの、プレイオフシード決定戦ではT1・All Gamers Global・ZETA DIVISIONに敗北し、全敗という最悪な印象を持ったままプレイオフに臨むことになりました。
世界最強のチームにとってはどん底のような状況を味わいましたが、最終的には最大のライバルであるTeam Falcons戦での勝利を皮切りに調子を取り戻し、All Gamers Global・T1にリベンジを果たして世界大会出場を決めています。
昨年Crazy Raccoonは世界大会「OWCS 2024 Major」「Esports World Cup 2024」で優勝を果たしたものの、2024年最後の世界大会「OWCS 2024 World Finals」では準優勝に終わりグランドスラム達成を逃しました。
今年こそグランドスラム達成を狙うCrazy Raccoonにとって、今回の試練を乗り越えられたことは今後に向けた貴重な経験となったのではないでしょうか。
他の韓国チームの台頭がある中でCrazy Raccoonは再び世界王者に輝き、グランドスラム達成への道を進み続けられるのか、要注目です!
ALGS Championship 3年連続札幌開催決定
続いて、EA Japanが「ALGS Championship Year5・6」の開催地を日本の札幌に決定したことを発表しました!
ALGS Championshipは競技シーンのシーズンを締めくくる最大の世界大会で、Year4でも札幌で開催されたため年間世界王者を決める戦いの地は3年連続札幌 大和ハウスプレミストドームとなります。
今年開催された大会では延べ3万人以上のファンが来場し、決勝では選手の目の前に人の壁が立っているような、まさに壮観な光景が広がっていました。
海の幸が豊富な北海道、そしてApex Legendsに対する愛が深い日本での開催ということもあり、今までの大会の中で最もよかったと評価している選手が多かった印象です。
実際、今回のEAと札幌市の2年間にわたるパートナーシップはその評価を受けてのものだと推察され、札幌市がALGS Championshipの新たな聖地になることを本気で望んでいることが見て取れます。
そしてこの発表が出るまではYear4が最初で最後の日本開催の可能性もあったため、昨年Championship出場を逃した日本のチームにとっては嬉しいリベンジの機会です。
日本開催が決まり選手としてもモチベーションが更に高まったかと思われますので、今後のALGSには引き続き要注目です!
2週間後にはEsports World CupのMidseason Playoffも控えているので、そちらもぜひご覧ください!
SFL 2025 新ルール発表
続いて、CAPCOM eSportsよりストリートファイターリーグ(以下、SFL)の新ルールが発表されました!
まずは延長戦についてですが、以前までの延長戦は出場選手4名の中から1人選びBO1で5pt獲得を争うものでしたが、SFL 2025からはそれまでの試合に出場していないリザーブ選手が出場し、BO3で10pt獲得を争うものになっています。
今までのルールを極論で捉えると、絶対に負けない最強の選手がチームに存在し、その選手を大将として延長戦も同選手が出場すれば絶対に勝つことができるルールでした。
しかし新ルールでは延長戦までもつれ込めばチーム全員の出場が必須で、試合形式もBO3となっていることから昨年よりもチーム全体の実力が重要になります。
次にインターバルの減少についてですが、これは試合をスムーズに進行するためのテコ入れかと思われます。
最後に外国人選手枠にも明確なルールが設定され、その背景として昨年REJECTがSFL JP史上初となる外国人選手を迎え入れたことが挙げられます。
REJECTは2024シーズン終了後、世界トップレベルの外国人選手AngryBird・Big Bird選手の加入を発表し、SFL JP参戦が一部で期待されましたが、新ルールにより外国人選手の枠は1つのみで確定していたためその世界線は実現しませんでした。
新たなチームの参戦、新たなルールが適用されたSFL 2025は8月から開催予定となっており、今から待ち切れません!
まとめ
以上、6月第4週のeスポーツニュースでした!
VARREL念願の世界大会出場、Apex Legends世界大会3年連続日本開催、SFL新ルール適用など、これからに向けて期待が大きく膨らむ一週間となりました!
これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等よろしくお願いいたします!
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro
アイキャッチ画像引用:https://twitter.com/_VARREL/status/1936665659951440014