『マイナビeカレ 〜esports全国大学選手権 2025〜』 決勝大会(ApexLegends)会場レポート&優勝チーム『近畿大学』へインタビュー。
2025年3月27日、EBiS303にて『マイナビeカレ 〜esports全国大学選手権 2025〜』 決勝大会(ApexLegend)が開催されました。
株式会社マイナビは「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」 というパーパスのもと、eスポーツに大学生活を懸けた学生が、キャリア形成において他のスポーツや音楽など同様に、胸を張ってアピールすることのできる環境づくりの一助となるべく本大会を実施。
また現在ApexLegendsシーンにおいて活躍中の選手・ストリーマーが各大学のアンバサダーを務め、白熱の試合をさらに盛り上げました。


フロア内には20校が集い、大学生プレイヤーの熱狂と歓声が渦巻く環境でした。
選手との距離感もかなり近く、選手同士の会話や試合中の指示やコミュニケーションの様子を間近で見ることができ、非常に新鮮な会場となっていました。
大学対抗部門ではまずエキシビションマッチとして、各大学のアンバサダーである選手・ストリーマーがチームに入り、大学生プレイヤーとともに試合が行われました。
MATCH1では1tappy氏がアンバサダーを務める『広島修道大学』、
MATCH2ではFtyan選手がアンバサダーを務める『立教大学』がチャンピオンを獲得しました。
Contents
大学対抗部門結果
MATCH1 『立教大学』
MATCH1チャンピオンは『立教大学』。
プレデター3人という大会屈指の実力を誇り、優勝候補筆頭の『立教大学』が圧巻の16キルチャンピオン獲得。

MATCH2 『大阪工業大学』
MATCH2チャンピオンは『大阪工業大学』。
火力発電所東側の集落エリアを掌握し、チャンピオンを獲得。

MATCH3『広島修道大学』
MATCH3チャンピオンは『広島修道大学』。
ラバサイフォン南側の橋上をキープし、残り3部隊のファイトを上手く取り切った。

MATCH4『専修大学』
MATCH4チャンピオンは『専修大学』。
火力発電所 南東側の処刑台付近での乱戦を勝ち切り、不利ポジションからチャンピオン獲得。

MATCH5『広島工業大学』
MATCH5チャンピオンは『広島工業大学』。
近畿大学3人の目線が切れた一瞬の隙を見逃さず、奇襲に成功。
前回大会優勝校が最終試合チャンピオン獲得。

優勝『近畿大学』
総合優勝は『近畿大学』。
ALGS PQを戦い抜き、ALGS OPEN出場を決めたゆーりういんぐまん選手がチームを率い、前回大会の雪辱を晴らし優勝を決めた。
チャンピオンこそ無かったものの、高順位をキープし続ける大会慣れを感じる動きを見せた。


優勝校『近畿大学』インタビュー
集中力を切らさず、リラックスした状態で挑めた

ーー大会の感想をお願いします。
ゆーり選手:大会中エラー等あったのですが、その間も集中力を切らさずに上手く対応できたと思います。
たかぼん選手:皆んな集中を切らさずに、心折れず頑張れたと思います。
ーー大会中、印象に残ったシーンはありますか。
ゆーり選手:一番最後の試合ですね。チャンピオンを獲れる試合だったにも関わらず、いつも反省点に挙げているミスをしてしまいました。
優勝はできたのですが、悔いが残る試合でした。
ーー今回の勝因は何ですか。
ゆーり選手:勝因は…僕がいることですかね(笑)
フリーエ選手:でも誇張抜きで本当にゆーり選手がいることが勝因の一つですね。
本大会で間違いなくNo.1プレイヤーだと思っています。
ーーフリーエ選手から見て、たかぼん選手とゆーり選手はどのような選手ですか。
フリーエ選手:ゆーり選手はとにかく強いのは間違いなく、経験も豊富で実質的なチームリーダーを担当してくれました。
たかぼん選手はパッションがありながらも、冷静に状況判断ができている選手だと思います。
ーーチームを組んだきっかけは何でしょうか。
たかぼん選手:ゆーり選手とフリーエ選手は昨年はもう一人いた先輩と出場していて、空いたところに僕が入った感じです。
昨年の大会の配信を見て、この人たちと組みたいと思いました。
ゆーり選手:昨年の大会後、人を探そうかと動いていたところでしたが、たかぼん選手がもう登録されていたような感じでした。
ーーeスポーツプレイヤーとしての展望をお聞かせください。
フリーエ選手:今回のような大会以外では競技的にゲームはやってこなかったので、今後も競技的にゲームをすることはあまり無いかと思います。
ただゲームは好きなので、これからもゲームは楽しんでいきたいです。
ゆーり選手:直近の目標になるのですが、ALGS OPENという世界大会への出場が決まっているので、そこで勝ちたいです。
大学生大会はリアルで会う人と組めるので、普段ネットで遊ぶよりも新鮮でした。
たかぼん選手:大学生大会には積極的に出て、近畿大学のeスポーツサークル活動を広めたいと思っています。
ーーキャリアの面でゲーム業界やeスポーツ業界へ入ることを考えていますか。
たかぼん選手:僕としては結構先にことになるので、進路については考えられていません。
ただ、色々な業界・業種を見て就職先を決めていきたいと思っていますし、もちろんeスポーツ業界も興味があるので、注目したいと思います。
ゆーり選手:将来何になりたいといった希望は無いのですが、eスポーツの大学生大会で優勝したという実績や経験は面接で話せると面白いと思うので、就活の中で強みの一つにしたいと思います。
フリーエ選手:僕も希望の職種は特に決まっていないのですが、今回の大会のように何か一つの目標に向かって努力してきたという経験は武器になると思うので、今大会を糧に就職活動も頑張りたいです。
ーー近畿大学にはeスポーツの設備が整っているかと思いますが、その設備が強みになった部分はありますか。
たかぼん選手:僕は家にあるPCのスペックがあまり良いものではなかったですし、フリーエ選手も予選大会前に家が停電でPCが使えなくなった状況でしたが、大学にある設備を使わせていただけたので、かなり助かりました。
この設備が無ければ、予選突破できていなかったかもしれないです。
ーー立教大学がプレデター経験者が3人といったチームでしたが、自身の大学以外へはどのような意識を持っていましたか。
フリーエ選手:僕たち以外の57人ほぼ全員を調べあげて、戦力を分析したデータをチームへ共有したりしていました。
ゆーり選手:僕がはもらったデータをほとんど見ていなかったのですが、大会では僕が一番強いという自信を持ってプレイすることを意識していました。
たかぼん選手:作ってもらったデータを半分くらい見て、あとは自信を持ってプレイすることを意識していました。

マイナビeカレ公式SNS
公式サイト:https://esports-college.jp
Youtube:https://www.youtube.com/@mynaviesportscollege
編集:eスポーツニュースジャパン編集部