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「SCARZをサポートしてくれた全ての方に感謝」VALORANT Challengers Japan 2023 Split 2で優勝を果たしたSCARZにインタビュー


6月4日にエディオンアリーナ大阪にて開催された「VALORANT Challengers Japan 2023 Split2 Playoff Grand Final」終了後、初優勝に輝いた「SCARZ」のプレスカンファレンスの内容をまとめました。

SCARZをサポートしてくれた全ての方に感謝

━━まずは優勝おめでとうございます。今回トロフィーを手にした今の気持ちと、そして本日のゲームの感想をぜひお一人ずつお聞かせください。

Fadezisコーチ:良い戦いができたことと、自分たちが将来何をやるべきかが分かった試合でした。また、サポートしてくれたスタッフや応援してくれたファンの方にはとても感謝しています。優勝ができ、選手にはとても感謝していますし、少しですがコーチとして力になれたのではないかと思います。

Jemkin選手:長い戦いでしたが優勝できて本当に嬉しく思いますし、サポートしてくれた全ての方に感謝しています。

TORANECO選手:まだ正直優勝したということがどういう意味を持っているのかというのがはっきりとは分かっていないのですが、その点に関してはこれからSNSやVCT Ascensionに参加するにあたって実感していくものなのかなと思います。またチームのサポートとしてオフライン環境に近づけるために全てのデバイスを同じものに用意してくれた部分が、国外プレイヤーの多い私たちにとって負担の少ない環境でのプレイを可能にしてくれたと思っており、その点に関してはとても感謝しています。そして国外プレイヤーの多いチームにも関わらず、ファンの方たちがチームを応援してくれたからこそ優勝できた、これがトロフィーを持ち上げた時に湧いてきた率直な感想でした。

Yoshiii選手:今は本当に嬉しい気持ちでいっぱいですし、支えてくれたチームのスタッフやファンの方々に対して感謝の気持ちしかありません。

Allen選手:自分はSplit 2からの参戦で最初はなかなかチームに慣れませんでした。しかし、自分の1vs1の場面に弱いという面を克服するために、コーチやチームメンバーが弱点の部分を明確にするシートを作ってくれたり、エイム練習に付き合ってくれたりと支えてくれたおかげでどんどん改善していきました。なので今回優勝できて本当にホッとしています。

Kr1stal選手:まずは優勝できてよかったと思いますし、厳しい戦いでしたがチームのサポートやファンの方々の応援があり勝てたと思いますので、とても感謝しています。

スコア・内容共に激闘だった決勝

━━TORANECO選手は先日のインタビューで、コンテンツとしても良い試合がしたいとのことでしたがGrand Finalの試合についてはどうでしたか。

TORANECO選手:4マップ目のアセントの後半でSCARZとしては勝つ流れが来ていたところから、Jadeiteのクラッチプレーの連続でMAPを取得したところは、自分たちとしては絶望でしかなかったのですが、視聴者の方々の目線ではとても面白い試合であったと思います。自分たちのよかった部分としては、後半で二本連続で取られて追い込まれた状況で自分たちだけで円陣を組み、もう一度声を出して5マップ目を取りきれたことがコンテンツとしても良かったと思います。

SCARZでの成長

━━Allen選手はSplit 2からの合流となりましたが、合流して直後と今とでチームのフィット感に違いはありますか。また、今後の伸び代はどのようなところに感じていますか。

Allen選手:最初は合わないかなと思っていましたが、メンバーやコーチ、スタッフのサポートもあって今は完璧です。伸び代に関しては、まだフィジカル面が足りないのでそこを強化することと、調子が落ちた時に戻すことが難しいタイプなのでそこを改善したいです。

━━Allen選手とYoshiii選手は以前同じWestceptionでプレイしていた経験があったと思いますが、当時と現在で気持ちの違いはありますか。

Yoshiii選手:Westceptionの時はエージェントのピックプールが狭かったのですが、SCARZに入ってからはピックプールも広くなり、またAllen選手と同じチームで優勝できてよかったです。

Allen選手:Westceptionの時は調子は良かったですがピックプールは狭く、スモークキャラしか使えなかったことや活動ができるチームがなく、Yoshiiiと離れることになりました。しかし、YoshiiiからSCARZで一緒にプレイしてみないかという誘いを受けて入りました。以前は連携面では全然でしたが、今はチーム全体としてプレイできているイメージがあります。

ロースター変更がもたらした変化

━━Split 2からメンバーが善悪菌選手からAllen選手に代わり、コミュニケーション面やプレイ面でどのような変化がありましたか。

Fadezis選手:善悪菌選手の人柄から前のチームでは善悪菌選手を中心としたコミュニケーションの取り方をしていましたが、Allen選手に代わりディスコミュニケーションを減らしたいという点から英語でのコミュニケーションを基本としたことで改善されたと思います。

次なる舞台は「VCT ASCENSION Pacific」

━━VCT ASCENSIONに向けての意気込み、そしてファンの方々へ一言をTORANECO選手からお願いします。

TORANECO選手:まずこの6か月間を総括させていただくと、Split 1で善悪菌選手が抜け、Split 2でAllen選手に代わりましたが、善悪菌とともにオフラインを経験できたこと、そしてスタッフによる手厚いサポートにより、今回のSplit 2で本番に近い環境でプレイ出たり円滑なコミュニケーションを取ることができたと思います。このSplit 1がなければ今回FENNELを下しJadeiteにも勝つことはできなかったと思いますので、チームのスタッフ・ファンの方々にはとても感謝しています。

VCT ASCENSIONに向けて、現時点での課題の解決ができるかどうかは正直は分かりませんが、問題解決への努力を怠らずしっかりと向き合っていければ結果はどうあれ何かを得られると思いますので、今はとりあえずVCT ASCENSIONに向けてひたすら練習するだけなので引き続き応援よろしくお願い致します。

VALORANT Challengers Japan 2023 Split 2 Grand Final」のアーカイブは以下のリンクからご覧ください。

編集:eスポーツニュースジャパン編集部

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