「活動を始めたきっかけは元カレを見返すため」人気急上昇中のストリーマー”びつくり”さんの活動に迫る【NextStar Interview Vol.2】
「eスポーツニュースジャパン」(eスポ)では業界を取り巻くさまざまな時事ネタをはじめ、競技シーンで戦うプロゲーマー・ゲーマータレント・関係者など、eスポーツシーンの立役者を訪ね、取材を通して情報発信に努めています。
この度ゲーム配信者戦国時代の今、新時代のストリーマーに注目する新たなインタビュー企画「NextStar Interview」を開始いたしました。
第2回目はVALORANTを主に配信する女性ストリーマーとして、個性的な動画と声真似が特徴的な”びつくり”さんにインタビューいたしました!
今回のインタビューではびつくりさんのゲーム遍歴から配信を始めたきっかけ、動画の裏側になどに注目しました。
今の活動があるのは元カレにフラれたのがきっかけ
──本日はよろしくお願いします。まず初めに軽い自己紹介と、ゲーム歴を教えて頂ければと思います。
びつくりさん(以下、敬称略):びつくりです。切り抜きや声真似、替え歌などで動画を上げて、配信メインで活動してます。
ゲーム歴は小さいころはゲーム禁止の家庭だったので、高校2年生くらいの時にバイトで貯めたお金でPS4を買って、レインボーシックスシージを始めたのが、ちゃんとゲームを始めたきっかけです。
そこからApexなどにハマって、1年後にはPCを買いました。
──PS4買われて、1年後にはPCを買われたということですか。
びつくり:そうですね。それこそ配信したいとなった時にPS4では配信が難しいと思い、PCを買ってマイク・オーディオインターフェースなどの機材を揃えたという感じです。
頑張って貯めて買ったので、その分思い入れはありますね。
──配信はどうして始められたのでしょうか。
びつくり:PCを買って配信始めたのですが、最初上手くいかなくて一度活動を辞めたりとかしました。
今の活動を始めるきっかけになったのは当時の彼氏に振られたことがきっかけです。
それこそ「彼氏に魅力がないと言われ、配信を始めました」というタイトルで今の活動を始めました。
──彼氏にフラれたことがきっかけで配信始めた方結構いらっしゃるのですね(笑)
びつくり:そうなんですね。(笑)
彼氏もゲームからできた彼氏だったので、趣味でもあるゲームでいろいろな方に知ってもらって、見返してやるぞって感じで始めました。
当時フォロワー0人の状態から配信して、このままでは伸びないと思い、動画をあげたり、リスナーの方が見つけてくれて、見てくれる人が増えてきたという感じです。
もう今では見返してやるぞっていう気持ちもどっかにいって、応援してくれている皆に応援してくれている分だけ楽しいものを届けたいという気持ちで活動しています。
──FPS歴自体は長いのですか。
びつくり:17歳でシージを始めて、今が22歳なので5年くらいほとんどFPSばかりやっていますね。(笑)
VALORANT自体はリリース当初からインストールしていましたが、本格的にコンペティティブなどをやるようになったのは友達に誘われてからですね。
それまでは本当に難しいゲームという印象だったので、アンレートしかやったことがないとかほとんどだったのですが、今ではコンペばかりやっています。
それこそ前Actは「アセンダント行けなかったら、タランチュラを食べる」みたいな企画をやったり、結構コンペティティブ自体楽しく頑張ってます。
視聴者が配信で笑顔になってくれるのが嬉しい
──タランチュラを食べるみたいな企画をされているあたり、女性の配信者の中ではかなり個性的な内容を配信されているので、配信スタイル的には面白い方面に振り切っちゃっている感じですか。
びつくり:おかしな人ってことですか!(笑)
でもやっぱり配信を見ている方が一緒に盛り上がってくれたり、楽しい、面白いと言ってくれて、笑顔になってくれるのが自分も嬉しいので、色々挑戦してみてます。
──配信をするうえで意識していることだったり、他の配信者さんがやっていないような気を付けていることはありますか。
びつくり:サブスク限定で月1回映画観賞会をやっています。
あとはチャンネルポイントを貯めれば、びつくりと1時間通話券というのがあります。(笑)
チャンネルポイントの交換に他にもキャラクターの声真似を入れていて、聞きたくなったら送ってもらえれば、いつもでも声真似できるようなものは置いてます。
──声真似は普段から練習されたりするのですか。
びつくり:実はそんなに声真似やモノマネは得意ではないんです。
動画をつくる時も後ろでずっと音声を流して聞きながら、声真似の練習しています。
なので、急にやったことのない声真似とかは難しいですね。
でも今ネタが全然ないので、アニメネタは募集してます。
──動画について触れられたので、TikTokの動画についてお聞きするのですが、TikTokで上げられている動画は実際にあったことなのですか。
びつくり:そうですね。替え歌や企画系、ネタ系動画はリスナー協力で作ったりしてます。
トロール野良や面白かった人のやつは配信で実際マッチした人とかの切り抜きになっていますね。
やっぱりVALORANTは良くも悪くも個性的な人や面白い人が多くて、気になるところが沢山生まれる面白いゲームですね。(笑)
──そういったことで気分悪くなったりとかして、モチベーションが下がってしまうという問題はないのですか。
びつくり:もちろん1人でやっていたら嫌な気持ちに間違いなくなっていると思います。
でも配信しているとみんなを楽しませてあげたいという気持ちが強いので、ポジティブな気持ちで落ち込みすぎずにプレイすることができるので、本当に配信オススメです!
──ちなみにびつくりさんはモチベーションをどのように保っているのですか。
びつくり:私は彼氏に魅力がないといってフラれて本当に人生のどん底の0からのスタートで、ショックすぎて人生をやめるか、魅力を磨くかのラインまで精神的に辛かったです。
でも悔しい気持ちの方が強く、絶対に伸びてやるんだ、ここで終わらないぞという気持ちで動画を上げたり、配信をしたりという活動をしていくうちにみんなが着いてきてくれるようになって、それが自信に繋がっています。
なので、そういったみんなを楽しませたいというポジティブな思いで今はモチベーションを保っています。
──TikTokで動画投稿を始めたきっかけは何ですか。
びつくり:Twitchで配信していましたが、このままではビックになれない、魅力のある女になれないと思い、自分が見ていたのがTikTokだったので多くの人の目につきやすいのかなと考え、投稿を始めました。
1人で配信をやっていて面白かったシーンを載せていたのですが、ある動画のコメントで「ジェットに声が似ている」とコメントされたのが、今の声真似動画を始めるきっかけでした。
──動画編集はどのくらいの時間がかかりますか。
びつくり:編集含めて良い動画と言ってくれる人が多くて嬉しいのですが、映画見ながらやっちゃう時が頻繁にあって、半日使っちゃうこととかよくあります。(笑)
──普段は映画とかよく見られるのですか。
びつくり:Youtubeとかは全然見なくて、ディズニー映画とかプリセンス映画をよく見ますね。
女の子はみんなプリンセスですから!(笑)
でも映画も色々なものを見るというよりかは、好きな映画で同じものばかりみてしまいます。
目標は年内アセンダント到達、いずれは…
──今後の目標や夢について教えてください。
びつくり:大きめの大会は出てみたいですね。
そこで活躍するために、まずコンペティティブをやって年内アセンダントを目指します!
いずれは、レディアントで。
目標は高ければ、高いほどいいので。(笑)
──最後にファンの方に向けて、メッセージをお願いします!
びつくり:リスナー・ファンのみんなには気持ちの浮き沈みが激しくて、配信の時間が短かったり長かったり、結構振り回してしまっているかもしれないです。
でもずっと面白いと言ってくれる方、長く活動を見てくれている方や動画を見て面白かったですと言ってくださる色々な方が見てくれていてとても嬉しいです。
みんなのおかげでどん底だった人生が明るくなってきているので、本当に感謝していますし、私自身もみんなに笑顔を届けられるように頑張っていくので、これからもよろしくお願いします!
──本日はありがとうございました。
今回は第2回としてVALORANTを主に配信されていて、ショート動画での人気急上昇中のびつくりさんにインタビューいたしました。
人生のどん底から配信者として立ち直ってきた精神力が今の活動に繋がっていると感じられる方でした。
これからも新時代のストリーマーさんに注目し、インタビューをお届けいたしますので、新連載企画「NextStar Interview」をよろしくお願いいたします。
編集:eスポーツニュースジャパン編集部
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