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「こだわりを捨てない。リスナー一人ひとりと向き合う。」原神の配信で大注目のTikTokクリエイター”水瀬なの”。ショート動画とライブ配信両方で人気の秘訣とはー


FPS(ファーストパーソンシューター)をはじめ、eスポーツにまつわる様々な情報を取り扱う専門メディア「eスポーツニュースジャパン」(eスポ)。当メディアでは、プロゲーマー・ストリーマー・eスポーツキャスター・タレント……等々、各分野で活躍されている方を対象にインタビュー企画を実施しています。

今回はTikTok LIVEでゲーム配信をされており、大活躍中のゲームクリエイター”53ちゃん”さんと”水瀬なの”さんにインタビューさせていただきました。

2回に分けてインタビュー記事を公開させていただきます。

本記事で紹介するのは、主に「原神」を原神公式認定クリエイターとしてTikTok LIVEで配信し、TikTokのショート動画でも注目を集めるTikTokゲームクリエイター”水瀬なの“さんです。

水瀬なのさんはほぼ毎日TikTok LIVEにて「原神」や「崩壊スターレイル」といったHoYoverseのゲームを中心に配信活動を行っており、ショート動画では”ゆめかわガジェット”を紹介されています。

今回は水瀬なのさんが普段配信や配信外で考えられていることやショート動画を作られるときに考えていることを皆様にお届けいたします。

実写とバーチャルの巧みな使い分けで他の配信者と差別化、ファンを楽しませる配信

ーー本日はよろしくお願いいたします!まず自己紹介とゲーム歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?

水瀬なのさん(以下、水瀬なの):水瀬なのと申します!普段は原神や崩壊スターレイルといったHoYoverseのゲームをプレイすることが多いです。
ゲーム歴としては物心がついた頃から親とストリートファイターなどのゲームをしていたので結構長いです。
今はほとんど原神や崩壊スターレイルしかプレイしていないです。

ーーなぜTikTok LIVEでゲーム配信をしようと思われたのですか?

水瀬なの:元はYoutubeでの動画投稿を中心に活動していましたが、なかなか伸びず何か別のことをしたい、もっと視聴者数を増やしたいと思った時にTikTokでの活動を始めました。

ーー他プラットフォームと比べてTikTok良い点はどこにあると思いますか?

水瀬なの:見つけてもらえる可能性が他プラットフォームに比べて高いと思います。Youtubeは登録者に比例して再生回数が決まる部分が多かったと思いますが、TikTokはフォロワーの数関係なく見つけてもらえる可能性が高い点が良いと思います。

ーー実写の配信とバーチャルの配信をされていますが、使い分けはどのようにされていますか?

水瀬なの:普段のショート動画の投稿はガジェット紹介で手元を映すことが多いので実写の配信は部屋の様子と手元がしっかりと映る画角で撮っており、新規の方の目に留めてもらいやすいため、イベントなどの時は新規の方に沢山見に来てもらいたいため実写で配信をすることが多いです。
逆に既存のリスナーを楽しませるような配信や何か企画がある時はバーチャルの身体を使うことで使い分けています。

また参加型の配信についても原神などのゲームは誰かと遊びたいという気持ちはリスナーの方にもあると思っています。
原神はゲームに慣れないうちは敵を倒すのに苦戦したりすることもあるので、そこの手助けをして初心者のよりどころとしてゲームも楽しんでもらえたらと思って参加型の配信はしています。

リスナー同士中心のコミュニティにも気づかいを

ーー配信外でのリスナーとの関わり方やコミュニティの形成で気をつけていることはありますか?

水瀬なの:リスナーと交流するようのディスコードがあるので、リスナーとはそこでコミュニケーションを取れるようにしています。
それでもあまり私自身からは発言をあまりせず、基本的にリスナー同士でコミュニケーションを取ってもらうようにしています。
ただリスナーの方が発言し、誰も返していない時があれば、人が多くいるコミュニティで発言することは勇気のいることだと思うので自分から話を盛り上げるような発言をすることで誰も傷つかないコミュニティのつくることを心がけています。

また配信外に関してはイベントなどが終わった後に多くギフトをくれたリスナーや見に来てくれた方に関しては自分のグッズなどをプレゼントしてお礼をしています。
またそのグッズで配信をしていない時でもリスナーが自分のことを思い出してくれていたら、いいなと思っています。

ギフトの優劣関係なく、リスナーひとりひとりを大切に。

ーーTikTok、TikTok LIVEで収益を得られるようになったきっかけは何ですか?

水瀬なの:ギフトをくれる、くれないでリスナーの方の優劣をつけないことです。
ギフトを送りたくても送れない方とかもいらっしゃると思うのでギフトの数でリスナーの方を判断せずに、配信に来てくれる方全員のコメントを読み落とさないことやみんなとしっかりコミュニケーションを取るという一見地味なことがLIVE配信の収益に繋がっているかなと思います。

ショート動画での収益に関してはありがたいことに企業案件をもらうことが多いため企業案件動画の収益が主になるかと思います。
そのなかでも雑に動画を作らず、かつ自分のこだわりを捨てない動画づくりを心がけていて、ただ動画を作って渡すだけではなく自分からどういった動画をつくった方がいいかの提案もして、また頼みたいとクライアント様に思ってもらえるように工夫はしています。

自分を見つめ直し、他の配信者を参考に進化をしてきた

ーー配信をされてきたなかで苦戦してきたことや葛藤はありましたか?

水瀬なの:配信を始める前にショート動画でついたファンの方が一定数いて、他の配信者の方よりもフォロワーは多かったのですが、実際に配信をしてみると動画に「なのちゃん好きです!」とコメントしてくれている方が全然配信に来てくれなかったりしました。
その時に動画では伸びていて、フォロワーもいるのに配信が伸びないことがとても辛かったり、自分が天狗になっていたのかと思いました。

そこからは荒野行動など自分がやっていないゲーム配信を見るようにして、ギフトリアクションやコメントへの反応、コミュニケーションの量を増やしたりとかなり試行錯誤を繰り返しました。

ーー配信の雰囲気をつくるうえで気をつけていることは何ですか?

水瀬なの:「ナイギフ!」とコメントをしてもらったり、スタンプを送ってもらうようにして枠を盛り上げてもらうようにしています。

自分の強みは他の人との差別かを考え、それを伸ばすことが大切

ーー今後配信をしていく人に向けて、これだけはやっておいた方がいいことはありますか?

水瀬なの:配信を続けることは大切ですが、まずは無理なく続けられる範囲で配信をすることが良いと思います。

もう一つは自分の強みが何なのか、他の人と差別化を図れるポイントはどこなのかを考えたり、見つけることが大切だと思います。
そのうえで強みや差別化できるポイントを伸ばしていくことが配信をしていくなかで重要なことだと思います。

ーーTikTok LIVEを始める前と後でどのような変化がありましたか?

水瀬なの:配信を始めたての頃は少しづつ見てくれる人が増えていくことが嬉しかったですが、配信を始めた後は色々なクリエイターの方と接する機会が増えたので上には上がいるなと最近さらに思っています。

また生活習慣に関しても自分は日中仕事をしているので夜配信してから忙しい時はさらに動画編集を行うのでプライベートの時間がないという時があります。
なのでUberEatsを頼むことが増えましたね(笑)。

目標はTikTokのHoYoverse関連のゲームをしている配信者の中でNo.1を取る

ーー今後の夢や目標は何ですか?

水瀬なの:まず最近HoYoverse公式のイベントなどに呼ばれることが多くなってきたのでその点は達成できて嬉しいです。

今後の目標としては1つ目がTikTok内のHoYoverse配信者の中で一番になること。
2つ目がTikTokを普段見ない方から知ってもらうことです。

今回は現在TikTokにて主に「原神」の配信やガジェット紹介などのショート動画で人気の”水瀬なの“さんにお話しをお伺いしました。

水瀬なのさんはショート動画の世界観がそのまま実写の配信では見られますし、バーチャルでの配信でも配信の雰囲気が親しみやすく誰でも楽しみやすいクリエイターさんなので、ぜひ遊びにいってみてはいかがでしょうか??

取材:eスポーツニュースジャパン編集部

水瀬なの(SNS/配信)

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