【週刊APEX】ALGS Year5 プロリーグが遂に開幕。『新勢力が台頭』新時代の幕開けか…
本記事では1週間のうちに起きた選手移籍・ApexLegends注目パッチノートや選手募集・スタッフ募集情報をまとめています。ぜひ最後までご覧ください!
Contents
競技シーン動向
先週およびその少し前までの競技シーンの主なニュースをお知らせいたします。
ALGS Year5 プロリーグ week1結果
初週優勝は『GHS BoooM』。

PQ上がり組の『GHS BoooM』が2試合チャンピオンを獲得し、FNATICとポイントは並んだものの1試合でのポイント数でFNATICを勝り、初週1位。
FNATICはロスター変更後の新メンバーでの初陣となったが、チームの強みであるフィジカルの強さおよびYukaF選手のIGLが刺さり2位を獲得し、上々の滑り出しとなった。
注目すべきは上位10位中に4チームがPQ上がりチームという点。
・GHS BoooM
・ORB GARDEN
・Giver Euphoria
・KINOTOROPE gaming
week1 グループA vs Bに関しては上位3チームがキルポイント重視のチームであり、3チームの動きがハマったこととレジェンドBANがされないメタ構成時点でのポイント取得が大きく差をつけた印象。
RRXやNewBなど徹底した中ムーブのチームも毎試合高プレースメントを獲得、RRXは4位、NewBは5位という結果を残せた。
しかしプロリーグ残留組が苦戦を強いられていた印象も強く、NOEZ FOXXなどはチームを組み立てという状況もあり、まだ本調子では無い印象が残った。
また優勝候補のENTER FORCE.36は今回8位という結果になったが、キルポイント24ptとプレースメントポイントが11ptしか獲得できていないながらもキルポイント数で存在感を示した。
他チームもCグループが加わる来週以降にどのような対応を見せてくるのか、注目。
TEQWING APEX部門にPQ昇格組の『LOVE 2000』が加入
今回TEQWINGへ加入となった『LOVE2000』は厳しいPQを勝ち抜き、プロリーグ昇格&ALGS OPENへの出場を決めた。
本チーム注目すべき点はjyona選手。
2025年2月より競技活動を始め、初めての競技大会参戦でプロリーグ出場という経歴を持つ。
高いフィジカルとクラッチ力が魅力のキーボードマウスプレイヤー。
初のプロリーグではGame5でのチャンピオン獲得へ貢献。
また昨年プロリーグを両スプリット経験したwatage選手がどこまでチームを牽引できるか、新進気鋭チームとして注目が集まる。
ストームポイントでの不調もあり、week1は12位でしたが、来週以降の修正力に期待が高まる。
Arneb(アルネブ) Apex部門設立、プロリーグ&ALGS OPEN参戦
4/1(火)にArneb(アルネブ)Apex部門が設立。
メンバーとして以下、5名が加入。
▼ Player.
– MatsuTash
– NefuDoll
– yuri.
▼ Coach.
– 1ron
▼ Analyst.
– Mosh
元FNATICで世界4位を経験、その後数々のチームで活動を行ったMatsuTash選手がIGLを務め、チームを率いる。
またNSD GAMINGやKINOTOROPE gamingにてプロリーグを経験したNefuDoll選手、そして先日大学日本1位決定戦にて見事1位を獲得したyuri選手を擁し、コーチに1ron、アナリストにMoshと万全な体制でプロリーグへ臨む。
MatsuTash選手がIGLとして他2人を牽引し、新勢力としてSplit1の台風の目となるのか要注目。
TIE Apex部門にL1ngがコーチとしてFENNELからレンタル移籍。
TIE Apex部門へL1ngがコーチとしてFENNELからレンタル移籍。
L1ngコーチはFlora、RIDDLEなどのチームを渡り歩き、FFL APEXなどでは数度1位を経験、自身も世界大会を経験するなど、IGLとしてクレバーで冷静な判断ができ、指示の通りやすいコールが特徴の選手だった。
また昨年RIDDLEにて自身初のコーチを経験、短期間ながらもALGS LCQからRIDDLEが勝ち上がるためサポートを行った。
今回は自身2度目のコーチとして競技へ参画。
経験豊富なメンバーをマクロ・ミクロ面の両方からサポートするコーチL1ngに注目が集まる。
Muscleコーチ、Meteorへ加入
2022年よりNORTHEPTIONでコーチ活動をスタートし、FNATICではコーチとして世界3位を経験。
この度NOEZ FOXXを脱退し、Meteor Apex部門を新たなステージへ導くためMeteorへ加入。
コーチとしても日本屈指の実力を誇るMuscleコーチが支える新たなMeteorはどのような活躍を見せてくれるのか。
week1は悔しくも20位という結果に終わったMeteor。
ここから修正し、Split1をどのような結果を迎えることができるか。
総括・感想
遂にプロリーグが開幕し、week1からプレッシャーや緊張を跳ね退けたGHS BoooM、FNATIC、REIGNITEの印象が濃く残りました。
またレジェンドBANシステムが導入されたAPAC North初の大会でもあり、1.2試合目は苦戦していたものの3試合目以降からは自分たちのペースを取り戻せたチームも多く、レジェンドBANシステムが関係しているのかについて今後も注目していきたいと思いました。
また先日行わせていただいたRRX Apex部門もWeek1を4位という結果を残し、存在感を放っていた点も個人的には嬉しく思います。
まだまだRRXの躍進に注目ですので、ぜひインタビューを一読ください!!
編集:eスポーツニュースジャパン編集部 上原