【おすすめ動画】なぜ逃げ切れた?『LoL』競技シーンを驚かせた華麗な脱出シーン5選
日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。
本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
Atlus Ranks the CRAZIEST Escapes in League of Legends History
今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「Atlus Ranks the CRAZIEST Escapes in League of Legends History」です(公開日:2024年9月20日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の競技シーンにおける驚くべき脱出劇に焦点を当てています。
どんなジャンルであれ、対戦型ゲームではプレイヤーが倒されることは大きな不利を背負うことと同義です。基本的に1対1で行われる格闘ゲームではそのまま勝敗に直結するため、辛酸を嘗めるのはプレイヤー自身ですが、チーム戦の場合は自分だけでなく、同じチームメンバーもディスアドバンテージを背負うことになります。
そうした事態を避けるためにも、チーム形式で戦う対人ゲームでは不用意なデスは避けるべきだと言えます。これは『LoL』においても例外ではありません。今回ご紹介する動画では、チーム全体に不利が及ばないよう、卓越したテクニックで死地を脱出するプロゲーマーのハイライトが収められています。
最初に取り上げられたのは、世界大会「Worlds 2016」における「ROX Tigers(ROX)」対「SKT T1(T1)」戦です。開始28分、不利に傾いた戦況を立て直すべく、ROX陣営の3人がT1陣営の”Faker”選手を追い詰めます。追撃に赴いたのは、ROX陣営の「ザイラ」「ジェイス」「エリス」で、Faker選手の「オリアナ」はブリンクスキルを持っておらず、何かしらの攻撃を受ければそのまま戦闘不能に陥ってしまいます。
TOPレーンを走るFaker選手の後方には、上述の3名の姿が。機動力の乏しいオリアナはそのまま捕まってしまうかと思われましたが、次の瞬間、キャスター陣・プレイヤー・観客の誰もが画面内の動向に唖然としました。と言うのも、3名のプレイヤーから追われて攻撃をくらったのにも関わらず、Faker選手がそのままTOPレーンの自陣側へ逃げ切ることに成功したからです。移動スピードを上昇させる「ゴースト」とオリアナの「ショックウェーブ」(アルティメット)を使い、手痛い一撃をもらったものの窮地から脱出。このファインプレーの反響はとりわけ大きく、後日談ではROX陣営のプレイヤーがそれぞれ「これはFaker選手が上手すぎる」と素直に頷いたほどでした。
上記のハイライトにくわえ、動画内では競技シーンで実況を務める”Atlus”氏が出演し、各プロゲーマー陣のベストプレーを丁寧に評価しています。完璧に近いスキル回しや移動時の正確なクリック等、脱出シーンを一つ取っても学べる箇所が色々と見受けられます。より操作テクニックを磨きたい『LoL』プレイヤーはもちろん、興味がある方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部