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天国か地獄?『LoL』プロシーンを騒然とさせた非常識なプレー10選【おすすめ動画】


日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。

本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

The Top 10 Insane League Strats That Actually Worked

今回ご紹介するのは、theScore esportsが投稿した「The Top 10 Insane League Strats That Actually Worked」です(公開日:2020年4月23日)

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のプロシーンを驚かせた”非常識なプレー”にフォーカスしています。

▲0分7秒(クリックで再生

タイトルを問わず、eスポーツシーンにおいては常人では考えられないようなスーパープレーを披露するプロゲーマーが少なくありません。そしてこの傾向は、世界規模でユーザー数1億人を抱える『LoL』においても同様です。

しかし動画内で語られているのは、一般的に想像されるようなスーパープレーではなく、観客やキャスター陣にくわえて選手陣も困惑させるような「非常識なプレー」です。なお、ここで言う非常識とは、「定石とかけ離れたキャラクターピック」等を指します。

▲1分57秒(クリックで再生

動画の冒頭で取り上げられたのは、2014年度の北米大会における「Cloud9」所属”Hai”選手(当時)の「ティーモ」ピックです。

同キャラは高射程のAA(オートアタック)+ジワジワと相手の体力を削るスキルを複数保有していることから、かねてより悪名高い存在として知られています。ゆえにノーマルマッチやランクマッチでならまだしも、集団で戦うことを前提とした競技シーンでティーモが使われることなど、滅多にありません。だからこそ、Hai選手がティーモを使うと分かった瞬間、相手チームの選手をはじめ、観客やキャスター陣も騒然としました。

一見するとトロールだと揶揄される危険があったHai選手のプレイングでしたが、結果はC9の勝利でフィニッシュ。毒属性を付与+視界コントロールを兼ね備えたULT「毒キノコ」にくわえ、Hai選手の巧みなテクニックによってティーモが真価を発揮し、強豪と呼ばれた「Team SoloMid」を撃破するに至りました。

▲7分49秒(クリックで再生

印象深いピックと言えば、2018年度の欧州大会における”Caps”選手(Fnatic所属/当時)の「ヴェイン」も見逃せません。同キャラは遠距離を主戦場とするマークスマンでありながらも射程が短く、序盤における戦闘力もやや低め。装備が整う後半に向けてスケーリングするものの、基本的にはサポートと組んでBOTレーンに向かうか、もしくは1vs1時の強さを生かしてTOPレーンに行くのがセオリーとされています。

ところがCaps選手、絶対に負けられない競技シーンにて、今までMIDレーンで使われたことがないヴェインを選択。あまりの奇想天外なピックに、チームメイトである”Hylissang”選手も「何をしているんだ?」といった困惑の表情を見せました。

MIDレーンと言えば『LoL』において最重要レーンであり、常に主導権を握ってマップ全体に影響力を出したいところ。ゆえにウェーブ処理能力の低いヴェインをMIDで出すこと自体、定石とかけ離れた選択だと言えます。しかし欧州が誇る実力派エリートのCaps選手、終盤まで堅実にヴェインを育て上げ、最序盤のキャラ性能の弱さをカバーしつつ、キルを量産してそのまま試合を勝利へと導きました。

方々から向けられた疑念の眼差しを己の実力で払拭する、お手本のようなキャリープレイヤーだったと言えるでしょう。

▲13分51秒(クリックで再生

上記の2シーンだけでなく、動画内では2020年4月時点における予想外の『LoL』ハイライトが複数収められています。競技シーンの歴史に興味がある方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

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