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【LoL】尖ったデザインと致命的な欠点を抱えていた、「ガリオ」「ワーウィック」「スウェイン」の旧スキルを解説【動画紹介】


日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。

本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

時代の流れで役割を失ったリワークチャンピオン

今回ご紹介するのは、ぽんしぇっと&トト・グラフィックが投稿した「イメージが大きく変わったチャンピオン3選 – 昔のスキル解説」です(公開日:2025年12月3日)

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)における、「ガリオ」「ワーウィック」「スウェイン」のリワークについて振り返っています。本稿では、その中からガリオの歴史を抜粋してご紹介します。

▲ハイライト(動画より引用)

まずはデマーシアの巨人「ガリオ」について。昔のガリオは、現在と同じく魔法を受け止めながら前線に立つ、対魔法カウンタータンクとして設計されていました。タンクでありながら魔力も伸びるという異端な設計で、「硬くなるほど火力が上がる」という、特定のメイジに対しては非常に強烈な存在感を発揮しました。

当時のパッシブは、魔法防御力(MR)が魔力に変換される効果を持ち、魔法防御を積むほど火力が伸びる仕組みが、魔法ダメージに対するハードカウンターという役割を明確に示していました。

▲ハイライト(動画より引用)

主力のQスキルは目からエネルギーを発射し、ウェーブプッシュやポークに適していましたが、APレートが低くマナ消費が重いのが難点でした。また、Wスキルは自身や味方に防壁を張り、ドットダメージを受けるたびにガリオの体力が回復するという、無類の耐久力を誇りました。

気になるアルティメットの効果は、「2秒間石像になり周囲の敵にタウントを付与する」というもの。このタウントは行動妨害耐性の影響を受けず、キーを押した瞬間に即発動できたため、集団戦を破壊する最強クラスの性能を持っていました。

▲ハイライト(動画より引用)

しかし、ガリオには根本的な弱点がありました。それは、「魔法防御が高くても敵に魔法攻撃を向けさせる手段がない」ということ。加えて最強のアルティメットも突進スキルがなく射程が短いため、フラッシュなしで当てるのは困難かつ、CC(行動妨害)を解除する「クイックシルバーサッシュ」などで簡単に対処されてしまう点でした。ガリオはこれらの欠点により人気が非常に低迷し、2017年にリワークを受け、”守りだけでなく攻めもできる”扱いやすいチャンピオンへと変化したのです。

動画ではガリオの他にも、ワーウィックとスウェインの性能が丁寧に解説されています。『LoL』の歴史は約15年と長く、リワーク前後で使い勝手がガラッと変わったチャンピオンが数多く存在します。彼らの変化に思いを馳せてみることが、結果として『LoL』への理解を深める一因となるのではないでしょうか。

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

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