【LoL】タンクサポ対決は相手のエンゲージを待つだけだと勝てない?正しいフォーカスの仕方を徹底解説【動画紹介】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
SUPは味方ADCが攻撃できるターゲットを狙うべし
今回ご紹介するのは、えんてぃch / Entychが投稿した「タンクサポvsタンクサポの立ち回りを解説するえんてぃ」です(公開日:2025年3月6日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)における、”タンクSUP同士の戦い方”について説明しています。

本動画は、元『LoL』プロゲーマーで現在はストリーマーとして活動している”Enty”さんによるライブ配信の切り抜きです。
SUPプレイヤーとして競技シーンを戦い抜いたEntyさんは、タンク系チャンピオン同士でレーニングを行う際、「敵のタンクサポが仕掛けてきた際に、すぐに敵のADC(アタックダメージキャリー)に全スキルを使うべき」といった考えは良くないと指摘。例えば、敵がエンゲージしてきて、それにスキルで反撃した後に、すぐに敵のADCにオールイン(全スキルを使って攻撃)すると、負ける可能性が高いと説明しています。
この敗北の主な原因は、味方のADCが敵のADCを攻撃できる距離にいないためです。敵のADCが遠い位置にいる場合、味方のADCは攻撃を開始できず、「ノーチラス」のような敵のSUPがさらに接近を妨げることもあります。この状況では、一時的に「2対1」の不利な状況が生じてしまいます。

そこでEntyさんが語ったのは、「味方ADCが殴れる相手をフォーカスする」という考え方。例えば敵のSUPが突っ込んできて、味方のSUPにスキルを使った場合、味方ADCにとって攻撃可能な距離にいることが多いです。この状況では、敵のSUPにフォーカスすることがとても大切。動画内の例を挙げると、ノーチラスが「レル」にスキルを使った場合、味方の「ケイトリン」(ADC)が攻撃できる距離にいれば、ノーチラスに攻撃を仕掛けるべきだと解説されています。逆に、もし敵のADCが攻撃可能な距離にいるのであれば、そちらを狙うのも戦術として大いにあり。重要なのは、「味方のADCがすぐに攻撃を開始できるかどうか」だと語りました。

タンクSUP同士のレーン戦では、敵のスキル使用後の状況判断と、味方ADCの攻撃範囲を常に意識したターゲット選択が、勝敗を分ける鍵となります。Entyさんはこの戦略を「簡単すぎる」としながらも、「難しい」とも表現しており、実践では臨機応変な判断力が問われるとコメントしました。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部