【LoL】試合開始0秒から考えるべきこととは?10年以上のプレイ歴を誇るストリーマー2名が正しいポジショニングについて解説【動画紹介】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
上級者でも間違える「レベル1時点の立ち回り」とは?
今回ご紹介するのは、SmashlogTV – LoLが投稿した「最初の1分で差が付きます。Lv1の超重要ポイントを徹底解説!」です(公開日:2025年6月5日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)における”ゲーム開始時点の基本的な立ち回り”についてフォーカスしています。

試合時間が平均で25分、長いと30分から40分近くかかる『LoL』ですが、試合が始まるのはレーン上にミニオンが到達してからではありません。端的に述べると、サモナーズリフトにプレイヤーが降り立った瞬間から、すでに自チームと敵チームとの間で読み合いが発生していると言っても過言ではないのです。
「自チームの構成を踏まえて敵陣へ侵入するのか」、「レベル1時点の戦闘力が弱いから自陣ジャングル内で様子を見るか」……等々、試合が始まった段階でも様々な選択肢が用意されている『LoL』。本動画では、同作品を10年以上にわたってプレイしている有識者の”Enty”さん(元プロゲーマー)と”しゃるる”さん(ストリーマー)が出演。初心者が悩みやすい”レベル1時点の立ち回り”について解説しています。

動画の冒頭で述べられたのは、「ゲーム開始時点のNGなポジショニング」について。その中でも特に弱い行動とされているのが、「タワー下で何もせずに待機する」ことです。
何も情報が無いように見えて、「スタートアイテムの種類」や「レベル1で取得したスキル」等々、『LoL』は最序盤から重要な情報を得ることができるゲームです。だからこそ、タワー下で動かないということは、何の情報も得ることができないため、実質「ベースで放置しているのと一緒」と揶揄されるほどに避けるべき行為と指摘されています。
それとは逆に、「根拠が無いのに森の中でウロウロする」行為も、敵のインべ―ド(相手陣地への侵入)に襲われてデスするリスクが高くなってしまいます。また、TOP・MID・BOTの視界を取らないままでいると、相手チームに自陣ジャングル内の視界を取られてしまうため、味方JGがファームを奪われる危険性が生じます。
Entyさんとしゃるるさんは、「上記3つのNG行為をまずは認識することが大事」だとコメント。そのうえで、「初心者のうちからゲームスタート時点の適切なポジションを学んでおけば、結果的にその後のレーニングが楽になる」と語りました。

動画では上記のNG行為に加え、「レッドサイド or ブルーサイドでゲームが始まった際の立ち位置」、「各ロールごとのおすすめアクション」、そして「正しいインべ―ドの仕方」など、約20分近くにわたって試合スタート時のセオリーが紹介されています。
ソロランク戦だと必ずしも全員が適切なポジショニングをできるかどうかは保証できませんが、自分ひとりでも知ってさえいれば、不要なリスクを被う確率がグッと下がるはずです。初心者のみならず、興味のある『LoL』プレイヤーはぜひ一度、動画をチェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部