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『LoL』史上2人目の殿堂入りプレイヤー”Uzi”がADCの常識を塗り替えるまで|狙われるからこそ最前線に立つ【動画紹介】


日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。

本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

たった1人のADCが『LoL』の常識を覆した過程とは?

今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「UziはいかにしてADキャリーの概念を塗り替えたのか」です(公開日:2025年6月13日)

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の元プロゲーマー”Uzi”さんが『LoL』コミュニティに与えた影響について言及しています。

▲ハイライト(動画より引用)

Uziさんと言えば、中国出身の元プロ『LoL』プレイヤーであり、中国リーグ「LPL」だけでなく、世界的に活躍したADC(ボットレーン)の名手です。「MSI 2018」での優勝LPL連覇など多くの実績を持ち、「史上最強ADC」とも称されています。

2025年度には、”Faker”選手に続く2人目の「Hall of Legends」プレイヤー(殿堂入り)として選出され、彼の功績を称えた限定スキン「不滅なる伝説 カイ=サ」も登場しました。なお、現在Uziさんはストリーマーとして活動中。『LoL』配信に加え、若手選手の育成にも力を注いでいます。

本動画では、『LoL』コミュニティを一変させたUziさんの攻撃的なプレイスタイルにフォーカス。実際の試合リプレイを踏まえつつ、ADCとしてのポジショニングやDPSの出し方など、丁寧に解説しています。

▲ハイライト(動画より引用)

『LoL』におけるADCと言えば、集団戦においてやや後方からダメージを出し続けるDPSとしての役割が求められます。それゆえ、集団戦が始まった直後に倒されてしまうと火力が足りなくなってしまいます。だからこそ、ADCは先に倒されないよう、立ち位置に注意しながらプレイする必要があります。

それは実際の競技シーンも例外ではありません。動画でも言及されている通り、「いかに倒されずにダメージを出し続けるか」「安全な位置から攻撃できるか」という点が重視されていました。しかし、LPL出身のUziさんは後方へ下がるのではなく、”自らを囮にして誰よりも前に出る”という、前代未聞のプレイスタイルで競技シーンに波乱を巻き起こしたのです。

「ADCは集団戦において狙われやすい。だったら、自分が前に出て相手のミスプレイを誘えばいいのでは?」。こうした考えに基づき、Uziさんはあえて集団戦の際にフロント(前衛)にポジショニング。相手を牽制するだけでなく、自分をキャッチしようと焦る相手チームのミスプレイを引き出すことに何度も成功していました。

▲ハイライト(動画より引用)

ある時には果敢にフロントへ立ち、またある時にはバックラインから敵陣に飛び込んで奇襲を仕掛ける……。”狂犬”と恐れられたUziさんのプレイスタイルは、それまでのADCの常識を塗り替えることになったのです。もちろん実践するには高度なテクニックが必要なので、「誰にでも再現性がある」とは一概に言えません。それでもなおUziさんの立ち回りを習得し、競技シーンで名を馳せようと戦いを挑んだプレイヤーが多かったのも事実です。

本動画では13分にわたってUziさんのプレイスタイルを解剖しているので、興味のある方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

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