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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

LCK発・世界に名を轟かせる名JG「Canyon」の功績

今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「ペンタキルから驚愕の逆転劇まで：Canyonは史上最強のジャングラーなのか？」です（公開日：2025年5月22日）

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』（LoL）の競技シーンで活躍するプロゲーマー”Canyon”選手のベストプレーに焦点を当てています。

Canyon選手と言えば、『LoL』競技シーンでもとりわけ強豪とされる韓国リーグ「LCK」で活動中のプロeスポーツプレイヤーです。2018年に「DAMWON」（現Dplus KIA）に所属してキャリアをスタートさせると、国内リーグのみならず、国際戦でもJG（ジャングラー）として強い存在感を発揮。2024年度は自身が所属する「Gen.G」を春季・夏季と2シーズンにわたってLCK優勝に導き、世界規模で行われる「MSI 2024」では見事優勝を成し遂げました。

今回の動画では、Canyon選手が自身の手で”過去のベストプレー”をランキング形式で評価しています。

Canyon選手が最初に振り返ったのは、「LCK史上初のJGによるペンタキル」シーン。文字通り、「ニダリー」を操るCanyon選手が敵ベースまで攻め込み、1人、また1人と鮮やかにキルへ繋げています。

ペンタキルまで残り1人まで追い詰めたところ、敵チームの「ゾーイ」は倒されまいとベース最奥まで後退。ここでCanyon選手は「ベース付近のゾーイを倒すのは難しいと思った」と、当時の心境を語りました。

しかしチームメイトがCanyon選手にペンタキルを取らせるべく、様々なスキルを撃ち続けてゾーイの体力を削り続けます。その結果Canyon選手が瀕死のゾーイにトドメを刺すこととなり、JGペンタキルという歴史的なシーンが誕生。Canyon選手は「正直、勝ちは決まっていた試合でのプレイなので話すことはあまりない」と前置きを入れつつ、「それでも、LCK史上初JGによるペンタキルは意味があると思う。なのでSティアーに位置づけたい」とコメントしました。

上述のペンタキルに加え、動画では「ダイアナ+ヤスオのWombo Combo」、「試合をひっくり返したリー・シンのインセク」……等々、目を見張るCanyon選手のベストプレーが本人による解説付きで収録されています。そのほか、Canyon選手が得意とするニダリーの上手な使い方や盟友”Showmaker”選手との思い出も含め、注目すべきポイントが盛り沢山。興味のある方はぜひ一度、動画をチェックしてみてはいかがでしょうか。

執筆：eスポーツニュースジャパン編集部