『LoL』スキルという名の飾り?公式キャスターがLoL界最弱のパッシブ効果を徹底解剖【動画紹介】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
「コンセプトと合っていない」弱すぎるパッシブスキルを公式キャスター2名がピックアップ
今回ご紹介するのは、SmashlogTV – LoLが投稿した「あまりにも弱すぎる…。LoL界最弱のパッシブスキルTOP10」です(公開日:2024年8月22日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)に登場する”最弱のパッシブスキル”について、国内リーグ「League of Legends Japan League」(LJL)公式キャスターの”eyes”さんと”Nemoh”さんによる格付けの模様を収録しています。

『LoL』に登場する個性豊かな全170体のチャンピオン(キャラクター)には、それぞれ様々なスキルが備わっています。なかでも「パッシブスキル」(パッシブ)と呼ばれるものは、キーを押さずとも常時発動しているため(一部を除く)、そのチャンピオンの性能を担保する場合がほとんどです。
しかし、各チャンピオンに備わっているパッシブが必ずしも有用なスキルとは言えません。なかには使い所が限られていたり、発動できた場合でも恩恵があまり感じられないパッシブも存在します。本動画では、『LoL』に登場する残念なパッシブをランキング形式でピックアップ。出演者2名の感想を交えつつ、「なぜこんなに弱いのか?」という部分が重点的に語られています。

今回はeyesさんとNemohさんが独断でチャンピオンを10体セレクトし、ランキング順に発表しながらパッシブスキルについて語る……という企画。チャンピオン被り等については特に言及されていないため、「両者が同じチャンピオンのパッシブについて指摘する」といった状況も何度か見られました。
例えばeyesさんが第8位、Nemohさんが第5位に選んだ「モルガナ」のパッシブ「ソウルサイフォン」は、”敵ニットやジャングルモンスターにダメージを与えた際、自身の体力を回復する”というもの。しかし、eyesさんは「SUP運用が多いチャンピオンなのに、パッシブ効果と役割が合致していない」とコメント。くわえてNemohさんも「ある程度の高レートになると、モルガナのダメージソースとなるWやQが当たらない」と語り、パッシブ発動までハードルがあることを指摘しました。

そして両者が同率1位で選択したのが、「コグ=マウ」のパッシブ「イカシアの自爆」です。”自身がデスすると、移動のみが可能な状態に移行。4秒後に爆発して周囲の敵に確定ダメージを与える”……という効果を備えているものの、出演者2名は「マークスマンとして使われるチャンピオンなのに、何で倒されることが前提なのか」と一蹴。同じ系統のパッシブを持つ「サイオン」と比較し、「あちら(サイオン)はライフスティールと物理ダメージ性能が上がるけれど、コグ=マウには何もない」と力強く語り、改めてチャンピオンの役割とスキル性能が合致していない点について言及しました。
そのほか動画内では約30分にわたり、『LoL』界最弱のパッシブについて議論が賑いを見せています。十年以上にわたって『LoL』と関わり続けるeyesさんとNemohさんの語り口からは、「このチャンピオンのスキルをどうにかしてほしい」という願いが確かに感じられます。興味のある方はぜひ一度、自分なりの最弱パッシブ or 最強パッシブを思い浮かべつつ、本動画をぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部