『LoL』MIDとJGは一蓮托生!ソロキューの勝率が間違いなくアップする「MIDキャリー」の秘訣とは?【動画紹介】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
MID勝率アップの近道は「JGトラッキング」にあり
今回ご紹介するのは、はうちゃれ~How to be a Challenger~が投稿した「LoLは相手のジャングラーを探せば簡単に勝てます。ゲーム中の思考を細かく解説!」です(公開日:2025年3月21日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のソロランク戦における”MIDで有利を広げる戦い方”にフォーカスしています。

『LoL』にはTOP・MID・BOTの3レーンが存在し、各プレイヤー(以下、レーナー)は敵チャンピオンと戦いつつ、敵チームのタワー破壊を狙ってレーニングを行います。中でもMIDレーンはマップの中央部に位置している関係上、ドラゴンやリフトヘラルド等のオブジェクトとも距離が近いため、TOPやBOTと比べて影響力が大きいレーンと言えます。やや極端ではありますが、ゲーム序盤から中盤にかけて、「MIDの主導権を握ったチームが試合に勝ちやすくなる」と言い換えることもできます。
そうしたMIDの重要性を示したうえで、動画の投稿者は「敵チームのJGを補足できればMIDレーンの勝率がアップする」と語りました。MIDのマッチアップは「オーロラ」(投稿者)対「フェイ」(敵1)で、JGは「リー・シン」(味方)対「グレイブス」(敵2)という状況です。

投稿者が明確に示したのは、設置した場所の視界を獲得する「ステルスワード」の重要性。最初に敵JG内にワードを置くことで、「グレイブスがいまどこで何をしているのか」を把握しやすくなります。動画ではグレイブスのジャグリング(JG内でクリープを倒して経験値とゴールドを獲得する行為)を目視で捉えつつ、ジャグリングが終了する3分30秒前後でMIDの主導権を確保。ミニオンウェーブを敵タワー側へ押し付け、リフトスカトルを巡っての少数戦に参加できるよう態勢を整えています。
MIDレーンで主導権を握った点。そしてグレイブスのサモナースペル使用状況をしっかりと確認した点が功を奏し、MID付近の少数戦でキルをもぎ取ることができた投稿者。自身にゴールドと経験値が入ったことを喜びつつ、MIDの有利をチーム全体へ波及させるべく奔走します。その際、「とにかく敵JGの場所を常に捉えること」が大事だとコメント。敵JGの場所が分かればTOPやBOTがガンクを受ける危険度が減り、レーニングに集中できると語りました。また、「MIDはJGと連携して動くと強い。逆に敵JGを潰せばMIDの影響力も出せなくなる」と、MID&JGのアクションを揃えることの大切さも示しました。

最序盤でMIDのアドバンテージを築き、危うげ無く試合を勝利まで運んだ投稿者。最後のまとめとして、「MIDでキャリーするなら、自分にゴールドが入りやすい動きを意識するのが良い」と言及。そのうえで機動力の高いチャンピオンを使っているなら積極的にロームすべきだとし、ヴォイドグラブを活かしたタワー破壊を目指すのがオススメと話しました。『LoL』はMIDの重要性が高いからこそ、安定して有利を取ることができれば如実に勝率がアップします。チーム全体をキャリーする方法をしっかりと学んでみたい方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部