『LoL』たった一つのルーンが勝敗を左右する?「息継ぎ」と「ボーンアーマー」使い分けの秘訣【動画紹介】
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TOPレーナーが必ず覚えておきたい「ボーンアーマー」と「息継ぎ」の使い分け
今回ご紹介するのは、はうちゃれ ~How to be a Challenger~が投稿した「上手い人は必ず意識しています。ルーン”ボーンアーマー”、”息継ぎ”について簡単解説」です(公開日:2025年3月7日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)に登場する「ボーンアーマー」と「息継ぎ」の上手な使い分けを解説しています。

『LoL』では、試合前にチャンピオン性能を強化する「ルーン」を設定できます。ルーンは効果を発揮するシチュエーションがそれぞれ決まっており、またその発動効果も多種多様。今回の動画で取り上げられているのは、防御力アップ効果を持つ「ボーンアーマー」と、体力を持続的に回復させる「息継ぎ」の2つです。
動画の投稿者いわく、「レーン戦のマッチアップを勉強している人は多いけれど、ボーンアーマーと息継ぎの使い分けをマスターしている人は少ない」とのこと。2種類のルーンをざっくりと説明すると、ボーンアーマーは「敵チャンピオンとの交戦時に被ダメージを軽減する」効果を持ち、息継ぎは「敵チャンピオンから受けたダメージを時間をかけて回復する」という効果を備えています。
どちらのルーンもレーン戦で効力を発揮することから、投稿者は「自分と敵のチャンピオン性能を考慮した使い分けが重要」だとコメント。「接近戦で瞬間的にスキルやAAを重ねてくるチャンピオン」にはボーンアーマーが有効だとし、「遠距離からAAやスキルでダメージを与えてくるチャンピオン」の場合は息継ぎが便利だと説明しました。

動画では、実際に「レネクトン」ならびに「ナー」と対面した際の使い分けを解説しています。レネクトンは近距離でスキルを叩き込み、瞬間的なダメージトレードを繰り返して有利を築こうとしてくるチャンピオンです。この場合は、数秒間被ダメージを抑えてくれるボーンアーマーが有効。1回のショートトレードで大きく体力を削られる危険性がグッと減ります。
一方で対面がナーの場合、遠距離からAAや「ブーメラン」(Qスキル)で攻撃されてしまうため、ボーンアーマーを簡単に剥がされて(=意味のないところで発動)しまいます。ボーンアーマーは戦闘時のダメージ低減という点で効果的ですが、ナーのようなレンジド(AAが遠距離のチャンピオン)が相手だと、レーン戦を維持するのにやや力不足な面が否めません。
こうした場合に有効的なのが、前述した息継ぎというルーンです。息継ぎがあれば、ナーからAAやQスキルでダメージを受けても、時間をかけて体力を回復可能。さらに同等の効果を持つアイテム「ドランシールド」と組み合わせれば、よほど無理をして突撃しない限り「体力が減りすぎてレーンに居座ることができない」……といった心配はほとんどしなくて済むでしょう。

動画の最後にて、投稿者は「息継ぎかボーンアーマーかは、対面の攻撃手段で決めることが多い」と言及。加えて、「ボーンアーマーは強力なので、起動した際は積極的に仕掛けるように」と語りました。特にメレー(AAが近距離のチャンピオン)同士のマッチアップだと、ボーンアーマーの有無はレーン戦の勝敗を左右すると言っても過言ではありません。ゆえに自身だけでなく、「敵チャンピオンのボーンアーマーが剥がれた時は果敢にダメージトレードを仕掛けるべし」と述べました。
たった一つのルーンでも、選択の有無や効果を知っているかで勝敗が明確に決まることもあります。「チャンピオンの性能はそれなりに覚えたけど、ルーンの効果までは分からない」という初心者の方にこそ、本動画は見ていただきたい内容です。『LoL』がもっと上手くなりたい方はぜひ一度、内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部