『LoL』チャンピオンの歴代3Dモデルを徹底比較!同一人物とは思えないケースも…【動画紹介】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
『LoL』歴代チャンピオンの新旧3Dモデルを網羅
今回ご紹介するのは、Snuukが投稿した「Visual Updates 2008 – 2025」です(公開日:2024年11月23日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)に登場してきた歴代チャンピオン(キャラクター)に焦点を当て、「ビジュアルの変化」を新旧モデルを踏まえて紹介しています。

2009年に正式サービスが始まり、15年にわたって1億人を超えるユーザーに親しまれている『LoL』。その作中には、2025年3月現在までに総勢170体のチャンピオンが実装されています。しかし、彼らが外見を実装当時から全く変わらずに留めている例はほとんど無く、これまでに数えきれないほど行われたアップデートにより、性能面だけでなくビジュアルも変化を遂げています。
今回ご紹介する動画は、そんな『LoL』歴代チャンピオンの”外見の変化”だけにフォーカスしています。本稿でもその中から幾つか実例を踏まえて言及します。
例えば動画のサムネイルに映っている「ラックス」は、主にMIDやSUPで運用されることが多いメイジ(魔法使い)チャンピオン。彼女の服装に着目すると、初期の頃はやや露出が多い衣装を纏っており、腹部から腰にかけてくびれたボディーラインが意図的に表現されています。
一方で現在のラックスは、プレートアーマーの下にネイビー色のボディースーツと思われる衣服を着ているため、初期ビジュアルと比べて露出が抑えられているのは一目瞭然です。また表情に関しても、現在のラックスはまぶたに化粧が施されておらず、比較的ナチュラルな印象を受けます。
ラックスと同様、「骨格はそのままに外見の印象が変わった」人型チャンピオンとしては、「エズリアル」や「スウェイン」、「イブリン」などが挙げられます。加えてビジュアルの変化ぶりがコミュニティを賑わせた例として、シュールさが打ち消されて可愛らしさが増したヨードル族のチャンピオン「ポッピー」も欠かせません。

小規模なアップデートではなく、スキル性能から見た目まで丸ごと調整を施す「リワーク」により、外見が大幅に変わったチャンピオンも一定数存在します。近年の例を挙げると、2024年にリワークされたサソリ風のチャンピオン「スカーナー」は、初期ビジュアルよりも体格がマッシブになっただけでなく、相手を突き刺して動きを封じるための尻尾が増加しました。
他のリワーク例としては「ガリオ」「モルデカイザー」「ドクター・ムンド」……等々、いずれも元の雰囲気を残した上で特徴が際立つようなビジュアルへ変更される場合が多く、実際に3Dモデルを並べると「これが元のチャンピオン?」と首をかしげたくなるほどに印象が違うチャンピオンも少なくありません。

しかし何もすべてのチャンピオンが生まれ変わったわけではなく、「ジンクス」や「アリスター」、「アムム」など実装から10年以上経ってもほとんど外見が変わらないチャンピオンも幾らか見受けられます。興味のある方はぜひ各チャンピオンの細部に注目しつつ、『LoL』15年の歴史を直接感じ取ってみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部