【LoL】ただの見た目じゃない!プロゲーマーが大会で選ぶスキンの秘密とは?|Fakerが徹底してスキンを使わない理由【動画紹介】
日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。
本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
スキンひとつで勝率が変わる?「見やすいモーション」の秘密
今回ご紹介するのは、SmashlogTV – LoLが公開した「プロはなぜそのスキンを使うのか?見た目以上の理由を徹底解説」です(公開日:2025年9月16日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)に関する「初心者プレイヤーの疑問」にフォーカスしています。
全世界に1億人を超えるプレイヤーがいるとされ、国内でも「League The k4sen」といったイベント配信が盛り上がっていることもあり、確かな流行を見せている『LoL』。しかし競技性の高いゲームシステムゆえ、慣れるまで理解しにくい部分が多いのも事実です。
そんな『LoL』に触れたばかりの初心者プレイヤーを救うべく、Smashlog TV(LoL)で定期的に行われている企画が、視聴者から募った質問をピックアップし、元プロゲーマーや公式キャスターが動画上で答える「お悩み相談室」です。
動画に出演したのは、元プロゲーマーで現在はストリーマーとして活動されている”Day1”さんと”Eugeo”さんの2名。「なぜプロゲーマーは特定のチャンピオンスキンを好んで使うのか」という質問をはじめ、番組に寄せられた『LoL』初心者の質問に回答しました。

競技シーンでは、「極寒の工作員ヴァルス」や「IGカイ=サ」、「ポロライダーセジュアニ」など、特定のスキンが好んで使用される傾向があります。これには「単なるかっこよさ以上に、ゲームプレイにおける実用的な理由がある」と二人の口から語られました。
プロ選手が特定のスキンを好む最大の理由の一つは、「通常攻撃のモーションが見やすい」こと。例えばIGカイサは、「カイサのスキンの中でも特に通常攻撃のモーションが視認しやすい」と評価されています。
その一方、プロ選手の中には、”Faker”選手のように、デフォルトスキンしか使用しない者もいます。なぜかと言えば、「スキンを使うことでモーションに”違和感”が出るから」とのこと。「プロはスクリムを含めたこれまでの練習で使い慣れたスキンにこだわり、違和感を避ける傾向がある」と答えました。

さらに興味深い点として、中には、相手から見てわずかでも見づらいスキンを意図的に使用するプロ選手も実際にいるほか、逆にプロシーンで使用が禁じられるスキンも存在します。直近で登場した「フィドルスティックス」の新スキンや「パルスファイアツイステッドフェイト」などは、「見づらい」という理由から、プロシーンでの使用が制限されることもあるようです。
また、「プロ選手がその日の気分でスキンを変えることがあるか」という質問に対しては、Eugeoさんは「頻繁にスキンを変えていた」とコメント。「超銀河アニー」や「スノーホワイトアニー」など、気分によって使い分けていた過去を話しました。ただし「ガリオ」に関しては話が別のようで、「地獄の豪華ガリオの虹色クロマを絶対使う」といったこだわりを見せました。

そのほか動画では、「なぜどこでもオプションは存在するのか?」、「物理防御貫通アイテムはどれを買えばいいのか?」……等々、実際に『LoL』プレイヤーから寄せられたトピックが複数取り上げられています。いずれもDay1さんとEugeoさんによる解説付きなので、興味のある方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部