【LoL】世界を経験したEvi選手が教える「TOPレーンで負けた後にやるべきこと11選」【動画紹介】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
レーン戦で負けた後、どうやって影響力を出せばいいのか?
今回ご紹介するのは、えびンモTVが投稿した「現役プロが徹底解説!TOPで負けてる時にするべき行動11選!」です(公開日:2025年7月7日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)において、”レーン戦で負けた後にすべきこと”についてフォーカスしています。

『LoL』にはTOP・MID・BOTと呼ばれる3つのレーン(JGを除く)があり、各プレイヤーはレーン戦で相手よりも経験値とゴールドを稼ぎ、先に相手チームのタワー破壊を目指してプレイすることになります。
これが試合序盤から中盤にかけて求められる動きですが、場合によっては先にタワーを壊されたり、対面に倒されてレベル差やゴールド差が生じてしまうこともあります。いわゆる「レーン戦で負けた」状態ですが、『LoL』は5対5のチームで競い合う以上、自分が遅れを取ったからと言って諦めるのは早計だと言わざるをえません。
こんな時に考えるべきことは、「レーン戦で負けたあと、どうやってチームに貢献するか?」という点です。今回ご紹介する動画では、「Fukuoka SoftBank HAWKS gaming」に所属し、国際リーグ「LCP」に出場中のTOPレーナー”Evi”選手が、”TOPで負けている時にするべき行動”を解説しています。
ここからは、動画で言及されている内容のうち、「レーン戦でフリーズされた時の対処法」を抜粋してお届けします。

フリーズとは、相手プレイヤーのアクションが原因となり、自分にとって不利な位置(相手タワー付近 など)でミニオンウェーブが止まってしまうことを指します。この状態に陥ると自陣タワー下でファームすることが難しく、相手JGからのガンクを受ける危険度もグッと上がってしまいます。
相手レーナーにフリーズされてしまった場合の対策として、Evi選手は3つのテクニックがあるとコメント。最初に語られたのは「スキルを受けて押させる」という方法で、あえて自らが自陣ウェーブと重なることにより、相手のスキルを誘ってミニオンを倒させる……というテクニックです。体力を減らす代わりにウェーブをプッシュさせられるので、タワー下などで安全にCSを取ることができます。
ただし自身の体力が低い場合、スキルを受けてしまうと倒される危険があります。その場合は無理にフリーズ解除を狙うのではなく、Evi選手は「ミニオンウェーブと適切な距離を保ち、経験値を稼ぐことに集中するのも大事」だと言及しました。
多少のCSは落としても、レベル差を最小限に抑えることができれば、味方JGが来た際も相手レーナーと戦いやすくなるからとのこと。加えて、どうしてもフリーズが解除されない場合、「思い切って相手ジャングル内の視界を確保したり、合間を見てMID等にロームすることも候補に入る」と語りました。

上述した「フリーズに関する対策」だけでなく、「負けている時は防具から買う」「1コアが揃った時点でガンクを呼んでみる」……等々、レーン戦で不利を背負った場合の立ち回りや考え方が、実際のプレイ映像を交えながら丁寧に解説されています。
レーン戦で勝つためのTIPSは色々と見受けられる一方、「レーン戦で負けた後、どうやって影響力を出すか?」という動画は、チャンピオン解説等と比べて意外と数が多くありません。興味のある方はぜひ一度、プロゲーマーの経験が詰まった今回の動画をチェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部