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『LoL』KRチャレンジャーに学ぶ「正しいJGの立ち回り」とは?答えはファームとガンクの両立にあり【動画紹介】


日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。

本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

なぜJGはファームを重要視すべきなのか?

今回ご紹介するのは、おおはしこはしが公開した「【KRから学ぶ】「アクションが成功しても、結果的にNot Worthに?!」理由解説!ニダリーJG」です(公開日:2025年2月21日)

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)における、KR(韓国サーバー)プレイヤーの”JGテクニック”にフォーカスしています。

▲ハイライト(動画より引用)

動画の進行役を務めるのは、JP(日本)サーバーでランクマッチをプレイしている動画配信者の”おおはしこはし”氏。彼が日頃から注目しているのは、世界屈指の『LoL』強者が集うKRサーバーのチャレンジャー(最高ランク)のテクニックです。

今回のお題は、「JGにおけるファームの重要性」。動画内で「リー・シン」「ニダリー」が対決したチャレンジャー帯のリプレイを振り返りつつ、おおはしこはし氏がガンクとファームのバランスについて解説しています。

▲ハイライト(動画より引用)

おおはしこはし氏はリプレイ冒頭にて、「ソロランク戦ではガンクを重視する必要はない」とコメント。と言うのも、冒頭で自身のファームを捨ててBOTにガンクを決めたリー・シンはその後、対面の二ダリー相手に10CS以上の経験値とゴールド差をつけられてしまい、結果的に不利を背負ってしまったからです。

5人全員がVCを繋ぎ、集団戦前にセットアップが容易に行える競技シーンやチーム戦ではガンクの重要性がグッと増す反面、ソロランク戦では5人全員で意思疎通を完璧にこなすことはほぼ不可能なため、JGがファームを捨ててまで他レーンに介入することにかなりのリスクを伴います。事実、動画内のリプレイでもリー・シンは序盤から苦戦を強いられており、満足にファームを行うこともできないため、対面のニダリーとレベル差を埋めることができずにいました。

▲ハイライト(動画より引用)

試合開始15分時点の戦況を見ると、レッドチーム(リー・シン側)がブルーチーム(ニダリー側)に対して全体的にやや有利を築いているものの、相変わらずリー・シンのレベルは低く、ニダリーに成長スピードの面で後塵を拝しています。

そして時間が経つにつれ、JGだけでなくチーム全体で徐々に形成が逆転していくことに。勝敗が決したのは開始27分にTOP付近のリバーで発生した集団戦。この時点でニダリーはレベル16に達しており、一方のリー・シンはレベル13。実に3レベルもの差がついており、ステータス面や装備面で不利を背負っているのは目に見えて明らかだと言えるでしょう。リー・シンは序盤でアグレッシブに動いて他レーンを助けたものの、自身が満足に育つことができず、試合後半で影響力を出せずにいました。一方のニダリーは他レーンに必要以上に介入せず、自身のファーム速度と最低限のレーンカバーに注力。その結果、集団戦の価値が高くなる試合後半で進化を発揮し、的確にキルを拾うことに成功しました。

▲ハイライト(動画より引用)

今回のリプレイで取り上げたニダリー vs リー・シンの試合は、ニダリーが属するブルーチームの勝利で幕を閉じました。両チームのJGは共にチャレンジャー帯で活動する屈指のプレイヤーであり、高い実力を備えているのは言うまでもありません。しかし、「ファームをおろそかにせず、自分が育つことを優先する」といった考えでプレイしたニダリー側に勝利の女神がほほえむ結果となりました。

JPサーバーのマスター帯で日々精進するおおはしこはし氏も、今回のリプレイに対して「興味深い内容だったので皆さんにも共有したかった。経験値の重要性が分かる試合なので、ぜひ見ていただきたかった」とコメントしています。定期的なアップデートによって環境(メタ)が変わっていく『LoL』ですが、それでもなお、「ファームとガンクはどうやって両立すべきか?」という疑問は常に多くのJGを悩ませています。そうした悩みを抱えている方は、ぜひ今回ご紹介した動画をチェックしてみてはいかがでしょうか。

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

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