日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン（eスポ）ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。

本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

知らぬ間に敗北の原因になるかも？MIDレーナーの要注意アクション

今回ご紹介するのは、SmashlogTV – LoLが投稿した「当てはまったら注意！MIDレーナーがやってはいけないNG行動5選 // Eugeo」です（公開日：2025年1月21日）

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』（LoL）における、「MIDレーナーがやりがちなNG行為」に焦点を当てています。

動画の進行役を務めるのは、国内リーグ「LJL」で競技シーンを経験した”Nemoh”氏と”Eugeo”氏。両名ともにプロゲーマーとして『LoL』と向き合い、引退後もストリーマーや公式キャスターとして同タイトルに関わり続けている生粋の『LoL』プレイヤーです。

本動画で取り上げているのは、「レーン戦でワードを置かない」「正しい順番でアイテムを購入しない」……等々、主にMIDをプレイするうえでやってはいけない”NG行為”。今回は競技シーンでMIDを担当していたEugeo氏が中心となり、レーン戦の段階からプレイヤーが意識すべきポイントについて解説しています。

1つ目に挙がった話題は、「ワードを置くべきタイミング」です。Eugeo氏はまず「初心者にありがちなのは、ワードが2個余っていること」と回答。MIDレーナーは時と場合によってワードを置く位置を変えなければいけないと示しつつ、安定の置き場所として「相手チーム側のラプター」をピックアップしました。

Eugeo氏によると、ラプターにワードを置くべき一番の理由は、「敵JGの位置予測が簡単になるから」とのこと。5対5のチーム戦で競い合う『LoL』において、ワードがもたらす「視界」は何よりも重要な情報だと言えます。Nemoh氏とEugeo氏は口を揃えて「2つ余らせるなら、まずは1個使うべき」と語りました。

MIDレーナーがやってはいけない2つ目のNG行為は、「ブーツとポーションを買わない」こと。Eugeo氏によれば、「ポーションを買わないと、相手とのダメージトレードに負けた場合にリコールさせられてしまう」とのこと。コアアイテムの素材を買い揃える前に、レーン戦を維持するために回復アイテムを使う重要性を述べました。

また回復アイテムだけでなく、安価で売られている初期ブーツを買うことも大事な模様。その答えとして、単純に敵チャンピオンの攻撃が避けやすくなるほか、「ミニオンウェーブを先にプッシュし、TOPやBOTにロームする際に素早く駆けつけられるようになる」（Eugeo氏）と回答しました。

MIDレーナーは『LoL』の心臓とも言うべき重要なポジション。それゆえ、誤った行動を取ってしまうと、知らぬ間に味方チームを不利にさせ、相手チームに付け入る隙を与えることになります。

今回の動画で解説されているNG行為は、いずれもMIDをプレイするうえで知っておくべきものばかり。最近サモナーズリフトに足を踏み入れた初心者はもちろんのこと、初心に帰って基本を学びたいプレイヤーもぜひ一度、内容をチェックすることをおすすめします。

執筆：eスポーツニュースジャパン編集部